稲村ヶ崎への海岸の歩道

画家・伊東雅江さんの2016年7月の「鎌倉カレンダー」より。

鎌倉カレンダー2016年7月

坂の下から稲村ガ崎手前の134号線沿いの海岸縁の歩道の景色がさわやかなので、県の土木事務所に伺ってみました。平成2年の鎌倉海岸整備報告書を見せていただきました。

長さ950mの護岸は、連続して打ち寄せる波をイメージし色はライトでクールなものを使用。タイルの色はブルー3色、グレー2色の計5色を使っていて、それに続く歩道もグレーの濃淡のキューブで統一されています。

魚をイメージした他の案など含め、何回も検討を重ねて、現在のデザインが決められたそうです。

現在はおしゃれなジョギング姿の人やサイクリング、犬を散歩する人などで、歩道の向こうに見える海にヨットや遊泳する若者たちの姿が見えました。歩道と護岸、そこを通り過ぎる人と海でとてもよい景色になっています。

<絵/文 伊東雅江>

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