大船地域

建物・情景

北鎌倉 松ヶ岡文庫(仏教学者鈴木大拙博士の館) 非公開

画家・伊東雅江さんの「鎌倉カレンダー」2014年3月より。 北鎌倉駅から10分ほどのところにある、松ヶ岡文庫を描かせて頂きました。 この文庫の書庫には、仏教・哲学・諸宗教等々に関する洋書関係の書籍・雑誌をはじめ、重要文化財、重要美術品とされ...
民話・伝説

建長寺のたぬき和尚 その2

むかし、建長寺の裏山に一匹の古狸が棲み、お寺から飯をもらっていました。建長寺が三門を建て直すと聞いて、たぬきはお世話になったお礼にと、建長寺のお坊さんに化けて托鉢して寄付を集める旅に出ました。 町や村をまわると、人々は丁重に迎えて、志のお金...
建物・情景

弁天堂茶屋 円覚寺

画家・伊東雅江さんの「鎌倉カレンダー」2015年2月より。 北鎌倉円覚寺の山門の東側へ歩くと「国宝洪鐘」という看板が立っています。看板に従い鳥居のある長い急な石段134段を登ると、国宝の洪鐘(おおがね)があり、その向かい側に弁天堂と並んで弁...
民話・伝説

斉田地蔵(さいたじぞう)

鎌倉幕府5代執権・北条時頼の家来に斉田左衛門という武士がいました。左衛門は無実の罪で処刑されそうになりましたが、首切り役人が振り下ろした刀は折れ、何度やっても切れません。 調べてみると、信心深い左衛門は小さな地蔵の像を髪の中に納めていました...
民話・伝説

乙護童子(おとごどうじ)

むかし、江ノ島の弁財天は中国(宋)から来た僧侶、蘭渓道隆に給仕の少年を授けました。 道隆が常楽寺で教えを広めていると、弁財天も教えを請いに行き、その少年・乙護童子がせっせと仕える様子を見て、弁財天はいたずらで童子を女の姿に変えてしまいました...
民話・伝説

眼医者の地蔵

大船の旧鎌倉街道の中ノ道沿いに離山というところがあります。三つの小山が南北に並び、北から腰山、長山、地蔵山といいました。 その地蔵山の頂上に、「富士見地蔵尊」というお地蔵さまが立っていました。ある時、蜂に目を刺されたカラスが痛がって泣いてい...
民話・伝説

散在ヶ池(さんざがいけ)の大うなぎ

むかし、今泉の散在ヶ池には大うなぎの主が棲んでいると言われていました。 その今泉村になかなか子宝に恵まれない長者がおりました。長者夫婦は、「どうか子どもをお授けください」と、近くの白山神社の神様に、毎日熱心にお祈りしていました。 するとある...
民話・伝説

梶原の施餓鬼会(せがきえ)

建長寺では、供養されない死者に施しをする法要「施餓鬼会」を7月15日に行います。 むかし、開山の大覚禅師が施餓鬼会をしたところ、一人の武将が終わってからやって来て、大変残念そうでした。禅師は不憫に思って声をかけ、もう一度、供養を施しました。...
民話・伝説

由比(ゆい)の長者

むかし、鎌倉の由井の里に染屋太郎太夫時忠という長者が住んでいました。 長者夫婦は、大きな屋敷で大勢の家来にかこまれて、何不自由なく暮らしていましたが、子どもがいません。そこで、どうか子宝を授けてくださいと、熱心に観音さまにお祈りしました。す...
民話・伝説

今泉(いまいずみ)

高名な僧・空海が修行中に鎌倉に立ち寄った時の話です。 雲間からさす光に導かれ、空海が山奥深くまで進むと、どこからともなく翁と媼(男女の老人)が現れ言いました。 「我らは千年にわたってこの金仙山(こんせんざん)に住んでいる。ここに不動明王の像...
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