現在の鎌倉らしさの源となる「ちょっと昔のまちの記憶」を集めています。

地引網 坂の下
画家・伊東雅江さんの「鎌倉カレンダー」2017年8月より。地引網は、漁師さんが沖にしかけた網を3時間後位に綱引きのように皆で陸まで引っ張り上げる、昔ながらの漁法です。長谷の子供会主催で観光地曳網が行われると聞いたので海岸まで行ってみると、休...

広町のひまわり畑
画家・伊東雅江さんの2016年8月の「鎌倉カレンダー」より。広町緑地の一角に、ひまわりの畑があるのをご存知でしょうか。鎌倉のボランティア 未来連福プロジェクトの方が、東北支援活動の一環として育てていただいているものです。ひまわりの種を協力し...

たからの庭
画家・伊東雅江さんの「鎌倉カレンダー」2018年7月より。北鎌倉駅から10分ほどの場所にある浄智寺、その参道の脇の道を登った先に、日本画家の小倉遊亀さんや小津安二郎監督なども暮らした、鎌倉らしい静かな一帯があります。そこからさらに奥「たから...

やまがら
画家・伊東雅江さんの「鎌倉カレンダー」2017年7月より。わが家の庭先に、秋から冬の間ヤマガラがよく遊びにきていました。頬が白く体は赤みのある茶色、頭が黒いおかっぱ頭のような、スズメより少し大きな鳥です。シイやドングリを好んで貯蔵する習性が...

稲村ヶ崎への海岸の歩道
画家・伊東雅江さんの2016年7月の「鎌倉カレンダー」より。坂の下から稲村ガ崎手前の134号線沿いの海岸縁の歩道の景色がさわやかなので、県の土木事務所に伺ってみました。平成2年の鎌倉海岸整備報告書を見せていただきました。長さ950mの護岸は...

喫茶ハリウッド
画家・伊東雅江さんの「鎌倉カレンダー」2018年6月より。浄明寺のバス停近くに、築60年を超える小さな古い建物があります。物語を抱えていそうな雰囲気を持った絵になる一角です。この建物は以前、原節子さんに憧れて横浜から浄明寺へ住まいを移したと...

北条氏常盤亭跡
画家・伊東雅江さんの「鎌倉カレンダー」2017年6月より。鎌倉駅西口から市役所の前を通って駅を背にそのまま進み、トンネルを3つ抜けた右側に、三方を山に囲まれた広い草原があります。常盤御所と呼ばれた、北条政村・義政の別邸があった場所で、鎌倉幕...

浄妙寺 喜泉庵
画家・伊東雅江さんの2016年6月の「鎌倉カレンダー」より。鎌倉五山第五位のお寺で知られる浄妙寺の山門をくぐり、本堂に向かって左側に喜泉庵というお茶室があります。大正の始めの建物を、平成3年から茶堂としたものです。浄妙寺は現在は総門・本殿・...

招鶴洞・鎌倉文学館(景観重要建築物等 指定第1号)
画家・伊東雅江さんの「鎌倉カレンダー」2018年5月より。長谷のバス通りから山側に曲がり、木立の中の石畳を進むと見えてくる、立派な鉄の門。鎌倉を代表する洋風建築、昭和11年築の旧前田侯爵別邸、鎌倉文学館の入口です。以前にも建物のほうをカレン...

古我邸レストラン
画家・伊東雅江さんの「鎌倉カレンダー」2017年5月より。以前2011年6月のカレンダーで描かせて頂いた洋館 古我邸は、三菱財閥の役員や歴代首相が住んでいたこともある歴史ある洋館です。現在所有されている古我さんのご自宅として静かに時を刻んで...