画家・伊東雅江さんの2016年4月の「鎌倉カレンダー」より。

長谷の小さな花の寺、光則寺の本堂の天井が、2015年から鎌倉彫になりました。天井にはめ込む前に、完成した鎌倉彫を見せて頂けるということで、カイドウの古木が満開の光則寺へうかがいました。
市内には鎌倉彫の天井がなかったので、本堂の天井を鎌倉彫にすることがご住職の夢だったそうです。12mm厚の桂の木の板136枚に、刀華会門下の方々によって繊細な彫刻が施され、日本産の漆で仕上げられました。
彫りの模様には、鳥が好きだった先代住職が飼っていたクジャクの羽や、光則寺境内に咲く紫陽花、蓮、梅、椿など四季の花が配されています。
鎌倉彫天井にするのとともに、本堂の天井に下がった天蓋を洗いに出し、ピカピカになりました。
<絵/文 伊東雅江>
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