画家・伊東雅江さんの2016年8月の「鎌倉カレンダー」より。

広町緑地の一角に、ひまわりの畑があるのをご存知でしょうか。鎌倉のボランティア 未来連福プロジェクトの方が、東北支援活動の一環として育てていただいているものです。ひまわりの種を協力して下さる方々へ配り、お花を育ててもらいます。実った種を集めてひまわり油を作り、収益を東北復興に役立てまた震災を忘れないようにしよう、というのがその内容だそうです。
この活動は福島のNPO法人シャロームが中心となって広め、鎌倉では未来連福の会や鎌倉の教会などが支援しています。使われているひまわりは油分をたっぷり蓄えた種が採取できる「ハルリンゾウ」という品種で、普通のひまわりより大ぶりで真っ黒な種がとれます。
幼稚園や小学校、中学校、高校、老人介護施設、また個人のお庭など、ひまわりを育てて参加するこの支援活動は、鎌倉でも少しづつ広がっているようです。
<絵/文 伊東雅江>
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