夏越祭(鶴岡八幡宮)

画家・伊東雅江さんの「鎌倉カレンダー」2020年8月より。

鎌倉カレンダー2020年8月

毎年立秋の前日の15時から行われる、鶴岡八幡宮の夏越祭に出掛けてみました。夏の邪気を祓い健康を願う神事で、昭和13(1938)年より続いているそうです。

蓮の花が咲く源氏池畔で古式による祓の神事が行われた後、神職は参道に設えられた茅の輪をくぐり、舞殿では巫女による夏越の舞が奉納されます。夏越祭が終わると一般の人も茅の輪をくぐることができます。茅の輪の横の立て札には「古来より茅の輪をくぐると、災厄からのがれると伝えられています。正面より左、右、左、とくぐります。」と書かれていました。八の字に三回くぐり、その後、直会(なおらい)の御神酒を頂いて、初穂料を納め小さな茅の輪を拝受し、元気に夏を越せるよう祈願してきました。

夏越祭の日はぼんぼり祭(立秋の前日から8月9日まで)の初日にあたります。鎌倉の夏の風物詩に名残を感じながらも、ぼんぼりが灯される夕暮れ前に帰りました。

<絵/文 伊東雅江>

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