クルミッ子

画家・伊東雅江さんの「鎌倉カレンダー」2013年10月より。

鎌倉カレンダー2013年10月

秋になると鎌倉の山にはドングリ・カラスウリ・マツボックリ・山栗などたくさんの木の実がなります。これらを餌にする小鳥やリスなどの小動物も多く、町の中でも電線を走るリスを見かけますし、我が家の庭木にもよく遊びに来て子犬のような声で鳴いて走り回っています。そんなリスにちなんだ「クルミッ子」は、段葛横の紅谷さんのお菓子です。たっぷりのくるみと生キャラメルをクッキーではさんだもので、すべて手作りなのだとか。

パッケージのリスが可愛いので聞いてみたところ、発売当時に店員さんが描いたイラストを使っているそうです。小ぶりな個包装の食べやすさと美味しさもあいまって、あっという間に鎌倉の名物になりました。壊れや切りおとしをまとめてパックしたものを手ごろな価格で売っていて、普段のおやつにははじっこの焦げ目などが香ばしく美味しくて、若宮大路の本店ではすぐに売り切れてしまうようです。私は常盤にできたお店で買いました。

<絵/文 伊東雅江>

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